小2•(年中)初代公認松江塾ママブロガー かいじゅーママの右往左往

小1の息子のちびドラゴンと年少の妹のちびちびドラのアレコレ

祖父母の手助けなし、共働き夫婦の国立小学校受検のリアル14

どうもー、かいじゅーママです。

 

お受検シリーズ、今回は二次合格後の抽選編。(最終回)

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説明会、一次検査、二次検査とかいじゅーパパが出ていたのですが、

 

 

二次合格発表は、かいじゅーママが行きました。

 

 

短期間に4日も休めないよー。というのと、

 

 

国立小学校受検は、かいじゅーママが言い出したので、自分でクジ引いたほうがいいよねと。

 

 

 

合格発表後にすぐ抽選があるので、ちびドラゴンは連れて行けず。

 

 

 

校舎前の貼り出しで合格を確認。

 

 

 

同じ塾の仲良いあの子も受かっている。

 

 

一緒に通えたらいいね。

 

 

 

受検票を出し、抽選会場の体育館へ。

 

 

 

 

カツカツと、校長先生のヒールの音が響く。

 

 

 

 

締切の時間に合わせて時報が校内放送される。

 

 

 

 

ピッ ピッ ピッ ピーーン。

 

 

校門を締め切るアナウンス。

 

 

定刻に遅れても、受検票を忘れても、

 

 

一切の救済措置はない。

 

 

 

全てがきっちり、かっちりルールに基づいて行われる。

 

 

校長先生から、

 

どの方も入学していただくにふさわしいので、

 

今後とも本校のご支援とご協力をお願いいたします。

 

とのご挨拶。

 

 

 

 

ご協力をという言葉に色々なものを感じる。

 

 

 

 

抽選は、まず、どの列からクジを引くかを決めるクジを引く。

 

 

 

挙手があれば、その人がそのクジを引く。

 

 

 

手をあげる人はいない。

 

 

 

予定調和で先生がクジを引く順番のクジを引く。

 

 

 

 

ん、私の後ろの列からスタートということは…。

 

 

列の端っこの私は一番最後にクジを引く……。

 

 

 

人数分の札+1が入った箱の中から一枚ずつクジを引く。

 

 

番号は全て読み上げられ、不正がないよう二重に確認されて、受験票につけられる。

 

 

最後の一人がクジを引いた後、

 

箱に残った番号の次の番号から定員の人数までが、抽選通過。

 

 

 

全員がクジを引き終わるまで、誰が抽選通過するかわからない仕組み。

 

 

 

最後、二択の中からクジを引く。

 

 

 

残った番号が発表され、ホワイトボードに通過者が書かれていく。

 

 

残った番号の数字を見た瞬間から嫌な予感はした。

 

 

頭の中で計算しながら血の気が引いていく。

 

 

ホワイトボードをみながら何回も何回もカウントする。

 

 

二つ前のお友達のお母様は、既に泣いていらっしゃる。

 

 

抽選通過者全ての番号がホワイトボードに書き終わり、

 

 

 

そこに、ちびドラゴンとお友達の番号はなかった。

 

 

 

体育館内では、歓喜の声も、喚く声もない。

 

 

 

ただ、粛々と

 

 

 

外れた者は、静かに静かにこの場を去るのみ。

 

 

 

体育館を出たときに、何人もの方が泣いていらっしゃった。

 

 

 

私は、悲しいけど、泣けなかった。

 

 

 

 

まだ、現実感がない。

 

 

 

 

結果発表があったら、すぐに塾に連絡するべきなのだけど……。

 

 

 

 

電話や、ショートメッセージが送れない。

 

 

 

塾の先生が、

 

 

 

当日、塾にいらしていただいても構いません。とのことだったので

 

 

 

そのまま、お友達のお母様と塾に向かうことにした。

 

 

 

気持ちが整理できないまま…。

 

 

 

ピンポーン

 

 

「○○です。」「■■です。」

 

 

 

インターホン越しに、先生の驚く声。

(タイミングでこの時点で結果はおわかりのよう。)

 

 

二人で抽選落ちを伝える。

 

 

「お二人は大丈夫だと思っていたのに、二人とも!」

 

 

 

先生が外に出て来てくださって色々な言葉をかけてくださる。

 

 

 

先生も同じ思いをされた方だ。

 

 

 

そして、その間にも、お礼のお電話が先生にかかってくる。

 

 

 

 

かいじゅー家は残念ながらご縁がなかった。

 

 

 

お友達のお母様は入学がかなったら、

 

 

お仕事をやめる覚悟をされていたそうだ。

 

 

 

 

なんだかんだ言って、

 

平日の行事参加が必須の学校は、

 

共働きには中々大変。

 

 

 

 

お友達のお母様と縁が切れてしまうのが悲しく、

 

二人で入学が出来たらLINE交換したかったんですとお伝え。

 

 

 

先生のお言葉もあって、このタイミングでLINE交換させていただいた。

 

 

二人とも受検した小学校とご縁がなかったからこそのやりとりですね。

 

 

 

先生からの忠告もあったように、

 

受検前は何かとトラブルになるので、

 

LINEの交換をするのをやめていた。

 

 

 

本当は二人で入学が決まってLINE交換したかったなー。

 

 

 

毎週、お会いするのが好きだったお母様。

 

 

地域は近いので、

 

また、どこかのコミニティーでご縁があるかしら。(松江塾に入ってこないかなぁ。)

 

 

 

保育園にちびドラゴンを迎えに行って、

 

抽選に落ちてしまったことを伝える。

 

 

膝から崩れ落ちるちびドラゴン。

 

 

ごめんね。

 

 

 

お母さんがクジ運なくてごめんね💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てが終わって二日後くらいに、

 

 

 

「二次合格はしたし、一番いい結果で終わったんじゃないかと思っている。」

 

と、かいじゅーパパが言う。

 

 

慰めではなく、本音。

 

 

 

私も半分頭の中でわかっている……。

 

 

 

 

もし、入学していたら、何かと負担が大きいことを……。

 

 

 

 

 

そして、落ち着きのないちびドラゴンは、

 

 

 

牛後になるかもしれないことも。

 

 

 

 

 

ま、入れてたら、そーは思わず突き進むんだけどね。

 

 

 

 

2ヶ月くらい、結果の変わらないはずの、塾のHPを眺めていた。

 

 

 

 

燃え尽き症候群ってやつですね。

 

 

 

 

仕事も忙しく、実家の方で色々あり、

 

 

1年生の6月くらいまでは、ただなんとなく、

 

 

目の前のことに忙殺されながらすぎていった。

 

 

 

そんな中で出会った松江塾。

 

 

 

 

 

モヤモヤを消化するため、ずっと小学校受検を振り返ってきたけれど……。

 

 

 

それでも、やっぱり受検はして良かったなぁと思っている。

 

 

 

あの必死になった一年間で、ちびドラゴンはめちゃくちゃ成長した。

 

 

ふわっと頑張ろうとかでは絶対にたどり着けなかった。

 

 

今も、あの頃学んだ分の勉強貯金に助けられる。

 

 

 

今は目の前の勉強と松江塾について行くので必死。

 

 

どんどん変化する松江塾で頑張っていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

10回くらいで終わらせようと思っていた、このシリーズ。

 

 

思ったより長くなりましたが、お付き合いくださりありがとうございます。

 

 

 

かいじゅー家が松江塾にたどり着くまでの軌跡でした✨

 

 

 

 

おわり